過去を振り返って その3
ついでに、「ありがとう」のすべてを紹介すると、第3部は東京・東北沢のマーケットを、第4部は神田の学生街をそれぞれ舞台にしており、3部は48年4月26目から49年4月25日までの放送で、石坂・水前寺コンビのほかに新メンバーが加入、総勢20人にものぼるレギュラー出演者の顔見せが見もの、4部は49年5月2日から50年4月24日までの放送で、京塚昌子・佐良直美の新親子コンビが軸となりました。
この番組の生みの親・石井ふく子プロデューサーは「現代は人に感謝するときにも、どうも!どうも!などといってすましてしまい、『ありがとう』というはっきりした言葉はなかなか聞かれなくなりました。
だから、はっきり『ありがとう』という人間らしさを、このドラマを通して考えてみたいと思って企画しました。
いうならば、"ありがとうといいたくなる心のドラマ"です」と制作意図を述べていたそうです。
そんな教育的な狙いを持ったドラマが、どうして異常な高視聴率を獲得したのでしょう。